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蔵王周辺に「風力発電施設計画」地元は困惑

 山形と宮城にまたがる蔵王連峰の周辺で、風力発電施設の建設計画が立てられていることが分かりました。蔵王温泉の関係者からは戸惑いの声が上がっています。

【蔵王温泉観光協会 伊藤八右衛門 会長】
「果たして、山形県や宮城県に本当に風力発電が必要なのだろうかと考え直してほしい」

 蔵王温泉観光協会によりますと5月中旬、関西電力から山形市を通して、蔵王連峰がまたがる宮城県川崎町に、風力発電施設の建設を計画していると連絡がありました。
 26日、関西電力の社員が蔵王温泉にあいさつに訪れ、観光関係の事業者の代表らが出席。
 会合では、建設予定地、規模や時期など、具体的な計画についての説明はありませんでした。

【蔵王温泉観光協会 伊藤八右衛門 会長】
「マスコミを入れての会議はしたくないということだった。(関西電力の)話しぶりを聞くと、ある程度話しが進んでいるようだ」

 現時点では、宮城側での建設計画とみられるものの、蔵王温泉観光協会の伊藤八衛門 会長は、蔵王の景観を損ねる可能性があるとして、観光への影響を懸念しています。

【蔵王温泉観光協会 伊藤八右衛門 会長】
「(観光客は)本当の自然を楽しみにして来るのではないか。人工の構造物は嫌うのではないか。口を塞ぐことなく『反対』と申し続けていきたい」

 関西電力は、5月30日(月)に事業計画について発表する予定だということです。