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有毒トリカブトとニリンソウの見分け方

 山形県でも山菜シーズン真っ只中ですが、注意しなければならないのが有毒植物による食中毒です。見分け方のポイントを取材しました。

 今年は雪が多かったことから、ワラビなどは生育が遅れていて、これから収穫のピークを迎える山菜もあるそうです。
 そこで、山菜に詳しい山形市の佐藤育子さんに、有毒植物の見分け方のポイントを聞きました。
 
 毒を持つ「トリカブト」と食べられる「ニリンソウ」の見分け方とは?

【山形きのこ会 佐藤育子さん】
「軸、触ってみていただきたいんですけど」

【菅原智都アナウンサー】
「トリカブトは軸がしっかりしていて硬い。ニリンソウは細くて柔らかい」
 
 軸の断面をみると、トリカブトは中が詰まっているのに対し、ニリンソウは空洞なのが特徴です。さらに、根っこにも特徴が。

【山形きのこ会 佐藤育子さん】
「トリカブトは、しっかりしている塊。大きな三角錐の根っこ。ニリンソウは横に這うような根っこ、ひげ根が主」

 また 今の時期、ニリンソウよりもトリカブトの方が背丈の高いものが多く、これだけで判断するのは危険だと言います。

【山形きのこ会 佐藤育子さん】
「(トリカブトが)同じ背丈、ニリンソウよりも下かもしれないので、混ざってしまう恐れがある。だからニリンソウは花を確かめながら採ってほしい」

 県によりますと、トリカブトによる食中毒は、1955年から去年まで21件発生していて、県内では有毒植物の中で最も多くなっています。誤って食べると、手足のしびれや下痢などを起こし、呼吸不全に至って死亡する場合もあるため、注意が必要です。
 そして、毒をもつ「スズラン」と食べられる「行者ニンニク」も、葉が似ているため、間違いやすいと言います。大きな違いは「香り」です。

【山形きのこ会 佐藤育子さん】
「行者ニンニクというくらいなので、香りがある」

【菅原智都アナウンサー】 
「(嗅ぐ)全然違う。行者ニンニクはニンニクの香りがして、スズランは葉っぱの香り」

 県は、知っている山菜しか採らないことや、調理前にも不安を感じる植物が混じっていないか注意することなどを呼びかけています。