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屋外マスクの必要性「感染↓なら外しても可」

 現在、「屋外でのマスク着用の必要性」について議論されています。熱中症のリスクも高まるこれからの時期、どのように対応すればよいのか、専門家に聞きました。

【山形大学医学部 森兼啓太 教授】
「夏は(マスクを)外すことを考えるいい機会。子どもたちは、特に自分たちで考えることが出来ないので、大人が着用させることで弊害が出るのであれば『外しなさい』と言ってあげることも必要」

 山形大学医学部の森兼啓太 教授です。
 暑さが厳しくなるこれからの時期、熱中症になる危険性を減らすためにも、感染のリスクが低い状況ではマスクを外しても問題は無いと考えています。

【山形大学医学部 森兼啓太 教授】
「すごく人が多い場所は話が別だが、屋外はほとんどの場合(マスクを)外してもいいのではないか」

 では、具体的にどのような状況であればマスクを外しても良いのでしょうか。
 ポイントは「人との距離」です。

【山形大学医学部 森兼啓太 教授】
「(屋外でも)2mぐらいの範囲内で人としゃべる時には感染リスクがあるが、3 から4メートル離れれば、ほぼ感染リスクはないので、しゃべっても影響はない」

 また、マスクを外していても、会話をしなければ感染のリスクは高まらないと言います。

【山形大学医学部 森兼啓太 教授】
「歩いているだけであれば、多少人が近くにいてもマスクをしなくても構わない」
「全て外すわけにはいかないが、人が多いところではマスクを着用しましょうというぐらいになるのが、次のステップかと」

 一方、コロナ禍で初めて行動制限がなかった今回の大型連休。
 人の移動による感染者の増加傾向は見られないと分析しています。

【山形大学医学部 森兼啓太 教授】
「(感染者数に)大きな変化はないと言っていい。ただ人が集まるだけで感染するわけではなく、マスクを外した状態で大騒ぎすると、感染が広がる。大多数の人は、そうではない形で楽しんでいたからだと思う」

 森兼教授は、今後も行動制限は行わず、基本的な感染対策とワクチンの接種を継続していくことが必要だと考えています。

【山形大学医学部 森兼啓太 教授】
「4カ月ぐらい経つと、ほぼワクチンの効果が無くなることが分かってきている。半年とかもっと短い期間でワクチンを打つことで、免疫を持つことが出来るという状態になっていくのではないかと」