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「半年後どれほど大きく?」西蔵王牧場で放牧
大きく、丈夫に育つことを願い放牧です。山形市の西蔵王牧場に牛が放されました。
山形市では、山形県内の酪農家などから乳牛や肉牛を預かり、市が管理する約81ヘクタールの牧場に放牧しています。今年はホルスタインと黒毛和牛、計25頭が牧場にやってきました。
体重測定や消毒の作業ですが、初めての牛もいるため、少し警戒している様子…。
放牧される牛の現在の体重は400キロ前後ですが、放牧が終わる10月下旬には平均で100キロ以上増加するということです。
【望月雅人アナウンサー】
「体重測定を終えた牛たちが、いよいよ入牧です。みんなさっそうと広い台地に走っていきました。半年後、どんな姿になっているんでしょうか?」
しかし、牛たちの警戒心はまだ完全には消えていないようです。中には、戻ってきてしまう牛も…。
【石山牧場 石山一幸 社長】
「約半年間、広い放牧場でたくさん運動してたくさん草を食べて、安心安全なおいしい牛乳を生産できる牛になって帰ってきてほしい」
【望月アナ】「放牧された今の気持ちは?」
【牛】「もぐもぐ…」
【望月アナ】「すごく気持ち良いそうです!」
山形市では、酪農家の高齢化に伴い廃業が増加しており、放牧により酪農家の負担軽減と乳牛確保につなげたい考えです。
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