YTS NEWS

News

クレバス転落事故から3日 月山スキー場営業再開

 クレバスでの転落死亡事故から3日。山形県西川町の月山スキー場は、14日に営業を再開しました。ゲレンデに潜む危険性、そして安全対策とは。

【月山観光開発 城前英勇さん】
「クラック(雪の割れ目)があるが、ここからだと全くクラックの存在が分からない。滑っていって転倒・転落して、けがをする可能性があるので、竹と縄を張って目印を付ける」

 月山スキー場では、4月11日に「クレバス」や「クラック」と呼ばれる雪の割れ目に、パトロール中の男性従業員が転落し死亡する事故が発生。危険個所の点検などを行うため、2日間営業を停止していました。

【菅原智郁アナウンサー】
「これがクラックという雪の溝。パトロール隊員は竹や縄を使ってスキーヤーたちの目印を作っている」

【月山観光開発 城前英勇さん】
「ここは大丈夫」

 この溝は深さ約4m。大きいものだと、この倍以上だということです。

【月山観光開発 城前英勇さん】
「例年だとクラックは入るが、こんなに深いクラックじゃない。たぶん地震の影響と今季の雪の降り方による雪質の問題だと思う」

 運営する月山観光開発では、小さな雪の割れ目でも目印を立てるなど、安全対策をしています。

【月山観光開発 城前英勇さん】
「(Q.前日なかったクラックが、きょう出来るということも)もちろんある。早い段階から発見して印を付けていくのが一番」

 一方 営業再開の背景には、スキーヤーが宿泊する月山志津温泉への影響もありました。すでに新型コロナで大きな打撃を受けていて、営業停止が続けば、さらなる損失は避けられない状況でした。

【月山観光開発 阿部和典 社長】
「『みんな協力するから早く安全を確認して運行してほしい』という要望があり、急いで安全を確認して安全に滑れる環境を作って営業しようということに」

 月山観光開発では、今後も1、2時間おきに必ず2人1組でパトロールをするなど、安全対策を徹底するということです。

【月山観光開発 阿部和典 社長】
「クレバスがあると興味本位で近づき、行ってしまうとまた事故が起きるので、絶対に立ち入らないように注意してほしい」