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原油価格高騰 温泉施設にも暗い影落とす 高畠町

 ロシアによるウクライナ侵攻などが影響している原油価格の高騰についてです。原油価格の高騰は、庶民の憩いの場 山形県高畠町の温泉施設にも暗い影を落としています。
 
 JR高畠駅の構内にある日帰り温泉施設「太陽館」です。地元の人や旅行客など年間約10万人が利用しています。「太陽館」では約2キロ離れた源泉から直接湯水を引いているため、冷えてしまったお湯を温め、湯ぶねの温度を保つのに必要なのが、こちらの設備です。

【高畠町観光協会 小林利裕 次長】
「ここがボイラ-室、大きい方がメインのボイラー。(Q.燃料は)灯油。去年と比べて2割以上高くなっているので、経営的にはかなり厳しい状態」

 「太陽館」では毎日300リットル前後の灯油を使用しています。今年2月の灯油代は88万円。去年の2月は約68万円だったため、20万円も負担が増えた形となります。
 しかし、入浴料は町の条例で決められているため、施設の判断で値上げすることもできません。このため、ボイラーの稼働回数を減らしたり節電したりと、地道な対策を講じてきました。しかし、燃料価格の上昇分を補うのは難しい状態だということです。

【高畠町観光協会 小林利裕次長】
「これ以上上がってくれば、営業時間の短縮や営業方針も変わってくる。今のところは現状維持で頑張っていきたい」