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手染めの「こいのぼり」製作進む 寒河江市

 好天に恵まれた山形県内。寒河江市では「端午の節句」に向け「手染め」のこいのぼりの製作が進められています。

【斉藤佑太アナウンサー】
「手染めというだけあって鱗の濃淡など味がある。鯉たちが屋根より高く、立派に泳ぐのも間もなくです」

 一筆一筆丁寧に色を付けるのは、この道45年以上のこいのぼり職人・渋谷良春さんです。
 年明けから材料の仕入れや下絵などの準備を経て、3月、本格的な製作が始まり、現在ピークを迎えています。しかし、こいのぼりの注文は年々減っているといいます。

【渋谷良春さん】
「若い人が『節句離れ』。大小に関係なく、こいのぼりを通して、家庭の絆が深まるんじゃないか」

 6日、注文したこいのぼりを受け取りに来るお客さんの姿が。家の中で飾りたいという需要に応え、渋谷さんが考案した「額入り」のこいのぼりです。

【山形市から】
「(娘が)岩手にお嫁に行き、初孫です。アパート暮らしでコンパクトなものが良いかなと」

 こちらの こいのぼりも全て手作業で製作しているため、1つの完成に数日を要します。

【渋谷良春さん】
「(小学生から)『おじさん、がんばってね』と言われると張り合いがある。子どもが無事成長して、たくましく強い男の子になってくれたら」

 こいのぼりの製作は、5月いっぱい続くということです。