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衆議院解散 県内3選挙区 立候補予定者7人の動き

「衆議院を解散する、万歳、万歳」
 事実上の選挙戦スタートです。14日午後、衆議院が解散し、各陣営は10月19日に始まる短期決戦に向け、臨戦態勢に入りました。県内3選挙区に立候補を予定している7人の動きです。

 山形1区に立候補を予定しているのは自民・前職の遠藤利明さんと立憲・新人の原田和広さんの2人です。
 自民党四役の選挙対策委員長を務める遠藤さんは、解散後党本部で候補予定者らに公認証書を手渡す業務に追われました。党の要職にあるほか、若手議員の応援などで選挙期間中ほとんど県内入りできないという遠藤さん。今週末に一度山形に戻り、選対本部を発足させます。これまで築き上げた分厚い組織力をフル回転させ、戦い抜く考えです。

【自民・前職 遠藤利明 氏】
「春の凍霜害、コメの概算金の下落など地元の今すぐしなければならない課題が数多くある。これまで力添えいただいた後援会や多くの皆さんから支えられて助けていただいて、今度の選挙戦を存分に戦いたい」

「おはようございます、おはようございます」
 原田さんは14日朝、中山町の国道沿いで挨拶に立ちました。7年前の衆院選に出馬し敗れてからも定期的に街頭に立ち続け、半月ほど前からは毎朝、各地の街頭で支持を訴えています。コロナ対策として今後も大規模な集会などは極力開かず、街頭での活動を中心に訴えを広げる方針です。

【立憲・新人 原田和広 氏】
「決戦の火ぶたが、きょう切られるんだと思うと非常に身が引き締まる思い。今回争点になるのはポストコロナの社会のあり方と9年間の安倍・菅政権の審判、そして皆さんが一番重要視していて関心が高いのは経済対策だと思うので、争点にして訴えていきたい」

 山形2区に立候補を予定しているのは、自民・前職の鈴木憲和さんと、国民・新人の加藤健一さんの2人です。
 鈴木憲和さんは解散後、山形新幹線で県内入りし、午後5時15分過ぎ、JR高畠駅に到着しました。さっそく高畠町の公民館で、陣営の幹部らと今後の活動に向けた会議を行うことにしています。鈴木さんは少人数での集会を開催するほか、企業への訪問なども丁寧に行いながら、政策を訴えていく方針です。

【自民・前職 鈴木憲和 氏】
「納得感のあるような経済対策などを早めにやっていくことが何より大切だと思う。日本の将来や地元のために何ができるかということを初心に立ち返って、またしっかりやっていきたい。もう一度国会に送っていただけるチャンスをいただきたいと思う」

 難病を患い、車いす生活の加藤健一さん。9月末に導入したという座席シートが車の外までスライドする福祉車両の街宣車に乗り込み連日、選挙区内を回っています。14日に訪れたのは、加藤さんの出身地ながら、相手陣営の地元でもある南陽市。「ここで一票でも多くの票を奪いたい」と有権者に支持を訴えました。

【国民民主・新人 加藤健一 氏】
「チャレンジャーとして胸をお借りするつもりで戦っていきたいと考えている。地元この山形で生まれ、暮らしてきた自分からすると、地域の方々が困っている その声が届かなくなっている。この社会を変えていくための一助になっていけるよう、精いっぱい頑張っていきたい」

 山形3区に立候補を予定しているのは、自民・前職の加藤鮎子さんと共産・新人の梅木威さん、無所属・新人の阿部ひとみさんの3人です。
 加藤鮎子さんは解散後、党本部から公認証書を受け取り、議員会館の事務所に戻りました。

【自民・前職 加藤鮎子 氏】
「緊張感でいっぱいです。しっかり頑張っていきたいと思います」

 国土交通政務官の仕事以外は極力、地元で活動する予定で、大規模な集会は開かず、細かく回りながら政策を訴える方針です。

【自民・前職 加藤鮎子 氏】
「山形県庄内・最上は農業も人口減少の厳しい地域。地方創生をしっかり進めていくために、中央にしっかりと声を届ける。そういう選択肢をぜひ皆さんに選んでほしい。一緒に仕事をさせていただきたい強い思いです」

 梅木威さんは午後に記者会見を開き、選挙戦での公約を発表しました。

【共産・新人 梅木威 氏】
「なにより命。ぶれずに貫く。命を大事にする政治を貫いていきたい」

 梅木さんは、看護師や保育士などの待遇改善や男女の賃金格差をなくすジェンダー平等の社会実現などを党の公約として訴えました。16日には事務所開きを行い、選挙態勢を整える予定で、初の選挙を前に決意を新たにしていました。

【共産・新人 梅木威 氏】
「市民と野党の協力のもとで連合政権を作り命と暮らしを大事にする政治に転換していきたい」

 阿部ひとみさんは、事務所開きを行い、推薦を決めた連合山形や無所属の県議会議員などが駆けつけ、必勝を祈願しました。この後 阿部さんは会見を開き、来週末の街頭演説に向け、吉村知事に応援を要請していること、また 今後、非自民系の組織や議員とも連携を図りたい考えを明らかにしました。

【無所属・新人 阿部ひとみ 氏】
「この短期間に準備をしたこと、皆さんに応援していただいていることを踏まえ、19日の公示に向かって心新たに選挙戦を戦っていきたい」

 衆議院選挙は、19日公示、31日投開票です。