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7カ月ぶりに「副知事不在」解消も異例の発議

 約7カ月ぶりに不在が解消されます。県議会は、県職員OBの平山雅之さんを副知事とする人事案に同意しました。
 最終日を迎えた県議会9月定例会は、副知事人事案を含めた22議案がはかられました。

【坂本貴美雄 議長】
「議 第146号(副知事人事案)については、同意することに、ご異議ありませんか。ご異議なしと認めます。よって議第146号は、これに同意することに決定致しました」

 今年3月に前の副知事・若松正俊さんの再任案が否決されて以降、7カ月ぶりに副知事人事案が可決されました。

【吉村美栄子 知事】
「約7カ月間(副知事)不在でしたので、本当に大変でした。本当に限界に近いところで、ようやく可決いただいて、やっと正常化することができるのではないかと思っている」

 県 人事課によりますと、任期の開始時期は現在 調整中ですが、地方自治法上任期は任命された日から4年とされています。人事案の可決後、平山さんは報道陣の取材に応じました。

【副知事に起用される平山雅之 氏】
「知事を補佐して県民のためにやってみようと決断したので、力の限り一生懸命やるという思いでいるだけです」

 平山さんは県の商工労働部長などを歴任し、現在は県 企業振興公社理事長を務めています。長く携わってきた商工畑での経験を生かしたい考えです。

【副知事に起用される平山雅之 氏】
「県職員ひとりひとりの力を生かして、県民の声を聞いて知恵を出して果敢に挑戦していきたい」

 副知事人事が認められた一方、人事案について審議した総務常任委員会からは、異例の発議がありました。

【総務常任委員会 渋間佳寿美 委員長】
「副知事とコロナ克服・経済再生特命補佐の2人体制となることから、県政の透明化をはかるため、次の事項について県民に明らかにするよう求める」

 発議内容は、副知事と特命補佐の役割分担を明確にすること、特命補佐の職務内容を公表することの2点で、8日の本会議で可決されました。自民党は「副知事2人体制になる」などとして特命補佐は解任すべきという姿勢を崩しておらず、決議には自民側の主張が一定程度盛り込まれる形となりました。

【自民 森谷仙一郎 代表】
「(副知事と特命補佐で)職務がかぶるようなことがあってはいけない。全面的に平山氏が知事の補佐役になると思うので、決議を真摯に受け止めてやってほしい」

【吉村美栄子 知事】
「新しい副知事が誕生することで、おのずと(副知事と特命補佐の)違いがみえる形になってくる。できる限り説明していきたい」