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「副知事問題」吉村知事 人事案提出予定も新たな溝

 不在が続く副知事について、吉村美栄子 知事は9月議会で新しい人事案を提出するとしています。一方で、特別職に就いている前の副知事・若松正俊さんの処遇をめぐり新たな溝が生まれています。
 10日に開かれた県議会 議会運営委員会。9月17日に開会する9月定例会に提出される議案が明らかにされましたが、新たな副知事人事は示されませんでした。一方、自民党からは若松特命補佐の処遇について意見が相次ぎました。

【自民 柴田正人 委員】
「副知事が選任された場合、特命補佐の任を終えるという認識でおります」
【自民 田沢伸一 委員】
「(知事が)特命補佐を このまま継続するというような趣旨の発言をしていたので、若干不信感を抱いている者が増えてきたのも事実です」

 副知事を巡っては、県議会2月定例会で若松正俊副知事の再任案が提出されましたが、自民党は「県と市町村の連携不足の要因が若松さんにある」として否決。しかし、その直後、若松さんは「コロナ克服・経済再生特命補佐」に任命されます。吉村知事は「副知事不在の影響を考慮した」としましたが、自民会派からは「議会軽視」との批判が相次ぎました。副知事不在から11日で半年。吉村知事は、9月議会で新しい副知事人事案を提出するとしていますが、特命補佐については存続させたい考えです。

【吉村美栄子 知事】
「コロナ収束・経済回復ということでは、今しばらく重要な時期が続くと思う。コロナ特命補佐は存続させたい」

 知事と自民会派の間では7月下旬に意見交換が行われ、自民からは「新しい副知事人事には協力するが、若松特命補佐には辞めてもらうべき」と 会派の意向が伝えられています。

【自民 森谷仙一郎 代表】
「今年の3月に(副知事が)いなくなったから特命補佐を置いたんでしょう。(新しい副知事人事が可決された場合)あの時に戻るわけですから、しっかりと意見をしていきたい。これが9月議会の大きな焦点になるのかな」
 
 一方、知事を支持する県政クラブは特命補佐の必要性を訴えます。

【県政クラブ 木村忠三 代表】
「コロナ対策、経済再生の任務はまだ継続していくわけですから(役割が)終わったわけではない」
 
 注目が集まる9月定例会は、17日に開会します。