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「国際ロマンス詐欺」被害 県内で相次ぐ

 会社の資金を横領した罪で起訴された小国町が出資する地域総合商社の元社長の男は、SNSで知り合った異性に金をだまし取られる「国際ロマンス詐欺」の被害に遭ったとみられます。この詐欺の被害は、今年に入って県内でも相次いでいます。
 小国町緑町の渡辺創一 被告(49)は、今年4月 自身が社長を務めていた『小国町地域総合商社』の口座から、計1400万円を横領した罪で7日に起訴されました。この渡辺被告も、いわゆる国際ロマンス詐欺に遭っていたとみられています。今年に入って、SNSで知り合った外国人を名乗る女性に「ゴールドやらないか。私は儲かっている」などと持ちかけられます。この架空の投資話に「女性にかっこいところを見せたかった」などとして、自己資金と会社から横領した金 計約3500万円を振り込み、だまし取られたということです。
 SNSを通じて、外国人を名乗る異性から現金などをだまし取られる「国際ロマンス詐欺」は、全国的に増加しています。県内でも去年は被害の届け出がありませんでしたが、今年は7月までに30代から60代の男女8人の被害が確認され、被害金額は総額4500万円に上ります。このうち、村山地方の60代の女性は、『国連の医師』を名乗る外国人男性とSNSで知り合い、「私の愛する人」「あなたに私の愛を送りたい」などのメッセージを受け取っていました。親しくなったころに、「500万米ドルが入った金庫を保管してほしい」などと言われ、配送のための保険料名目で指定された口座におよそ180万円を送金し、だましとられたということです。
 渡辺被告は正式に被害を届け出てはいませんが、国際ロマンス詐欺による被害となれば、県内最高額になるとみられています。