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CO2大幅削減へ 電動化トラック試験走行

 二酸化炭素の排出削減につなげようと、小型モーターとバッテリーを組み込んだトラックの試験走行が天童市で始まりました。

【サニックス 佐藤啓 社長】
「トラックに関する電動化が進んでいない、世界的に難しいだろうと言われていたそこを何とか解決したいと取り組みました」

 これまでの技術ではトラックの電動化は航続距離が短かったり充電時間がかかり過ぎたりするなど課題が多く、実用化が遅れていました。今回、山形大学などと連携し電動化したトラックを開発したのはトラックの販売や車両整備などを行う山形市のサニックスです。走行用の5200ccのディーゼルエンジンから、発電に特化した2200ccに乗せ換えたほか、小型化したモーターと40kWhのバッテリーを組み込みました。

【PRE―EVトラック走行音】(かなり静か)

 この改造によって電動化したトラックは電池だけで54キロ走行できるほか、一日のCO2排出量も42キロと既存のトラックより約30キロ削減できるとしています。また発電しながら走ると、航続距離500キロが可能で、年間の燃料費も47万円と既存のトラックより30万円減らすことが出来るといいます。

【サニックス佐藤啓社長】
「1台だけではなくて、たくさん、複数のトラックEV乗用車とも連携しながら2050年のEV化(カーボンニュートラル)に向けて進んでいくと思っているのでいろいろ会社と、人と会話をしながらこの事業を進められれば」

 今回のトラックの電動化事業は環境省のプロジェクトとして進められていて、10月に車検をしたあと公道でテストを行い走行データを収集することにしています。サニックスでは2023年度の実用化を目指すということです。