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88日ぶりに感染者ゼロ 専門家「いい影響」

 実に88日ぶりとなる感染者ゼロです。県は、新型コロナウイルスの新たな感染者はいなかったと発表しました。医療専門家の反応は。

【松田和也 記者】
「きょう88日ぶりに感染者がゼロとなったが、どのように受け止めている」
【山形大学医学部付属病院 森兼啓太 教授】
「全国的に患者が減っているという状況、山形県にもいい影響を与えていると言って、良いと思う」

 こちらは一日あたりの感染者数を表したグラフです。ことし3月13日に感染者ゼロとなって以降、急増し、3月25日には過去最多、49人の感染が発表されるなど、県内では「第3波」を迎えました。その後も連日2桁の感染者を確認。5月には高校や飲食店などでクラスターが相次ぎ、「第4波」を迎えます。しかし、5月28日以降、12日連続で感染者が1桁となり、9日に88日ぶりに感染者が発表されませんでした。
 一方、病床使用率は県全体で22%ほどと、減少傾向にはあるものの、公立置賜総合病院が44.1%など、まだ半分近くのところもあります。県も、医療体制の面で、まだ安心はできないとの考えです。

【山形県 新型コロナワクチン接種総合企画課 阿部英明 課長】
「今、感染者数としては落ち着きが出てきているが、医療の状況では、全然安心できる状況ではないので、ここにまた大きな波がやってくると、本当あっという間に医療ひっ迫の状況になってきます。なので、このまま1桁台、もしくはゼロの日が続くようなことを、皆さんに協力をいただきながら、やっていかなければいけない」

 山形大学の森兼教授も、再び感染の波が来る恐れがあるとして、注意を呼びかけます。

【山形大学医学部付属病院 森兼啓太 教授】
「いわゆる緊急事態宣言という形で、特に飲食店の営業に関して首都圏・近畿とか、かなりきつい対策を取っているので、いずれ解除せざるを得ない。解除すると当然 感染が拡大してくるはず。それが山形県にも影響を及ぼしてくると思うので、これで終わるはずがない」
「(県民には)マスクを外した会話・会食、これが感染のリスクになるので、すべての県民の方が、改めて認識しなおすことだと思う」

 ところで山形市は、医療機関に入院していた患者1人が8日に死亡したと発表し、累計は46人となりました。