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山形市で天保そばの試食会

2025年も時代を超えて蘇った天保そばが期間限定でお目見えし試食会が開かれました。

今、職人の皆さんが丹精込めて打っているこちらのソバ。

江戸時代から奇跡の復活を遂げたソバなんです。

27年前、福島県大熊町の旧家の屋根裏から見つかった江戸時代のものとされる一握りのソバの実。

このソバの実を山形の職人らが研究を重ね蘇らせたのが天保そばです。

今回振る舞われる2024年度産のソバは、2024年7月の大雨で発芽不良となり、収量は例年よりやや少ないということです。

気になる味は…

非常にのど越しもよく歯ごたえがあって美味しいそば。

170年前の味を味わっていると思うと感慨ひとしお。

毎年欠かさず食べているこちらの女性は。

「普通のそばのふわっと香りだけのよりも甘みとかがしっかりしている気がする。」

「(今年もこの時期がやってきた?)楽しみにしているので毎年。今年もいろんなお店を食べ歩きたい。」

原種の生産者も納得の味です。

「味がはっきりしてる。」
「おてんとさまには手向かえできないので我々は環境に応じて自分たちができる作業を着々とやるだけ。良い種を作らないといけないなとは思います。」

天保そばはあすから県内14のそば店で数量限定で提供される予定です。