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高校生がラベルデザイン 耕作放棄地活用したワイン
山形県南陽市で、ブドウの耕作放棄地を使い生産・醸造されたワインの販売が始まりました。
ブドウの栽培が盛んに行われてきた南陽市の十分一山では、農家の高齢化に伴い近年、耕作放棄地が増加していました。
農地を再生させようと、市は6年前から実証実験としてワイン用のブドウ畑を整備。農家や地元ワイナリーの協力のもと、「十分一山ワイン」として販売しています。
今シーズンはおよそ500キロのブドウを収穫し、「赤」「白」の2種類合わせておよそ450本を販売します。ラベルのロゴは南陽高校の生徒がデザインし、地域おこし協力隊員とともに仕上げました。
【デザインした高校生 南陽高校美術部2年 大沼映太さん】
「もっと南陽のことを知ってもらうきっかけとなれば嬉しいなと思う。」
【須藤ぶどう酒 須藤孝一さん】
「新規就農してくれる方に対して設備が昔と比べてかなり充実している。特に若い方に参入してきてほしい。」
十分一山ワインは、3月19日から市内のワイナリーで販売されます。
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