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「かみのやま城のひな祭り」時代を超えて愛され

山形県上山市では、時代を超えて大切に受け継がれてきた貴重なひな人形の展示が行われています。毎年この時期に行われている「かみのやま城のひな祭り」。

1982年の開館当初から続く伝統的なイベントで、江戸時代から現代まで、それぞれの時代で愛されてきたひな人形や雛飾りなどが並びます。こちらは、江戸時代後期に作られた古今雛。面長な顔と華やかな刺繍、そして大きな冠が特徴です。また、丸い顔に細い目、そして、小さな鼻がかわいらしい京都発祥の「次郎左衛門雛」など、そのほとんどが市内外の家庭から寄贈されたもので、表情や装飾などから時代ごとの流行を感じることができます。

この「かみのやま城のひな祭り」は、1階特別展示室で4月6日まで行われています。