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花粉シーズンに突入 症状を和らげるポイント

そしてこの暖かさで気になるのが花粉です。

3月も半ばと本格的な花粉シーズンに突入した県内。今シーズンの傾向や症状を和らげるポイントなどを取材しました。

ウェザーニューズによりますと、県内はすでに花粉シーズンに入っていて、3月下旬にピークを迎えると見られます。

山形市内のこちらのクリニックには早くも花粉症の患者が受診に訪れているということです。

【あかねヶ丘耳鼻咽喉科クリニック 窪田俊憲 院長】「2月の下旬くらいから例年の花粉症の患者が早めに薬をほしいと受診したり、敏感な人だと鼻水・鼻づまり、目のかゆみが出てきて受診する人が出てきている」

今年の花粉の飛散量は「例年並み」と見込まれていますが、窪田院長は症状緩和に向けて早めの対策が重要と話します。

「症状が出る前、あとは症状が出て早めの時期から薬を飲み始めることで花粉の飛散がピークの時の症状が抑えられることが分かっているので、早めの薬の投与が有効だ」

一方、医療面以外の注意点についても。

「ウール系の服装だと花粉が付きやすくなるので、そういう服装を避けるなどの対策も有効になってくる」

こちらのクリニックでは薬による症状の緩和のほかに、花粉症の完治を目指して3年から5年をかけて服薬を行う「舌下免疫療法」も取り入れています。

窪田院長は花粉シーズンがピークを迎える前に改めて早期の対策を呼び掛けます。

「花粉の患者は増えてきているので、数年で改善するものでは無いので早め早めの対策をするのが必要」