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「千年和鐘」を鳴らす 山形市追悼・復興祈願式

山形市役所では犠牲者を追悼し被災地の復興を願う式典が行われました。

発生時刻の午後2時46分、「千年和鐘」の音が響き渡ると黙とうが捧げられました。式典には市の関係者をはじめ、県外からの避難者も出席しました。

【佐藤孝弘山形市長】「避難されている皆さまが心安らかに安定した生活を取り戻せるその日まで、被災自治体とも連携しながら共に歩み、真の復興に向けた取り組みを続けてまいります」

山形市では今もなお387人が避難生活を送っています。(2月28日現在)こちらの男性は震災直後から3カ月間、山形市に避難していました。

【福島・南相馬市で被災し山形市に避難した桑折知浩さん】「14年間、長いようで短いようで、これからが大変。風化させないために、これから何ができるか、皆と話し合い、感じて、思いを伝えていかなければならないと思っております」

参列者は鐘を鳴らし被災地の復興を祈っていました。