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三川町でセミナー 住宅の耐震などを考える

三川町では住宅の耐震などについて考えるセミナーが開かれました。

【県県土整備部建築住宅課熊坂光起さん】「庄内平野東緑断層帯の今後30年の地震発生確率は北部がほぼ0パーセント。南部がほぼ0から6パーセントとされています」

三川町の県防災学習館で開かれたセミナー。県の県土整備部建築住宅課の職員を講師に住宅の耐震診断に携わっている業者のほか、住民らが参加しました。

テーマは命を守るための住宅の地震対策について。

【県県土整備部建築住宅課熊坂光起さん】「こちらが阪神淡路大震災での被害者数の死因。つまり建物の補強であったり家具の固定で多くの命が助かるといえる」

県の担当者は「建築基準法が改正する前の2000年以前に建築された住宅は地震に対して弱い住宅が多い」と指摘。

まず耐震診断を行った上で「改修工事に取り掛かることで命を守ることが出来る場合もある」とその重要性を講演しました。県ではこうしたセミナーを定期的に開く予定です。