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東北農林専門職大附属大学校卒業式

新庄市の農林大学校では、東北農林専門職大学の附属校として初めての卒業式を迎えました。

創立70周年となった農林大学校。今年度は東北農林専門職大学の附属校としてスタートし、きょう初めての卒業式を迎えました。

式では、61人の卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡され、佐藤寧校長が「どんな困難にも誠実に向き合い、恐れずに挑戦してください」と激励。

そして卒業生を代表して秋葉悠良さんが答辞を述べました。

【村山市出身 秋葉悠良さん】「共に学び、共に汗を流し、時には励ましあいながら過ごした日々は、私たちにとってかけがえのない思い出となりました。卒業後、私たちはそれぞれの道を歩んでいきます。新しい農林業の形を創造し、地域社会や消費者とのつながりを大切にしながら農林業の可能性を広げていきたいと考えています」

卒業生の進路は就農や進学など様々。新たな門出を迎えた一人ひとりが将来の農林業を担う決意を新たにしていました。

【天童市出身 後藤達輝さん】「林業のことだけでなくコミュニケーション能力も高まり、最高の2年間だったと感じている。県内の森林組合に就職することが決まっているので山形の林業を支えていけるような力になっていきたい」

【真室川町出身 西村一姫さん】「我が家に就農して和牛繁殖を営んでいきたいと思っている。家畜人工授精師の免許を活用して地域に貢献できる農業者になりたい」

【村山市出身 秋葉悠良さん】「私は祖父母のもとに即就農してスイカ農家をする予定。スマート農業がたくさん使われている中で私が先陣を切っていろいろ使っていったらより私の地域のスイカ農家たちが活性化していくと考えているので積極的に導入していきたい」