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小学生プログラマーが全国最優秀 フードロス解消へ

小学生がプログラミングの技術などを競う全国大会で、山形市の児童が栄冠を手にしました。

今年で7回目となるこの大会。全国から10人の小学生が、おととい東京で開催された決勝の舞台に上がりました。

大会では、実生活や学習に役立つアプリや、生成AIを活用したゲームなど、大人顔負けの作品がノミネート。

このうち、北海道東北エリア代表として出場したのは、山形大学附属小学校6年の三浦知さんです。

小学1年生の頃からプログラミングに親しんできた三浦さん。

今回の作品では、コンビニエンスストアなどが設定している食品の「販売期限」が、商品自体の消費期限より1から2時間ほど早いことに着目。

【プレゼン】「余った食品を即時に知らせ、プッシュ通知で受け取れるアプリを作った。アプリで最後の1から2時間に挑戦します」

消費期限内に廃棄される食品があることを、低所得などの理由で食に困っている人に通知し、格安で購入できるアプリを製作しました。

そしてその成績は。

「総合優勝に輝いたのは、北海道東北エリア代表、三浦知さんです」みごと優勝を飾った三浦さん。

このアプリを社会貢献につなげようと、すでに次のステップを目指しています。

【三浦知さん】「まだ実感は湧いていないが、とりあえず嬉しい。今後は実際に社会で使ってもらえるように実証実験を始めたい」

今後もフードロスの解消に向けて、訳あり品などを試食させ購入につなげるアプリの開発に取り組むということです。