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体験を通して防災を学ぶイベント 山形市
県内でも災害が激甚化する中、「体験」を通して防災を学ぶイベントが山形市の道の駅で開かれました。
地震など災害時の一時避難場所に指定されている「道の駅やまがた蔵王」で開かれたこのイベント。
災害を身近な問題として考えてもらおうと、地域情報の発信などを行うNPO法人が企画しました。
まずは、非常食の体験。お湯を注いで15分待つだけで簡単にごはんが出来上がります。そのお味は。
【参加者】「15分おいてこの温かさで温かいものが食べられるのは手軽でいい」「初めて(非常食を食べた)長い期間食べるのは考えるが、今食べる分にはおいしい」
続いて行われたのは、災害が発生した後にどう行動するかを考え話し合う「クロスロードゲーム」。
100人が身を寄せる避難所におにぎりが50個のみ届いた場合、50人に配るか、不公平なので処分するかグループで意見を交わします。
「50個しかないということを最初に言って、子ども、高齢者、おなかすいた人から配りたいと思うけれど、皆さんどうですか。と言えば、ダメと言いにくいと思う」
【参加者】「子どもにもちゃんと教えてあげないとなと思っているが、なかなか改まって話す機会がないので、こういったイベントを通じて教えてあげたい」
【NPO法人 Yamagata1 加藤清輝 代表理事】「頭で考えるだけではなくて、体験しながら日頃考えていることと実際に体験したことの違いに気づいていただければ」