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除雪費など財政支援求める 豪雪災害で国に緊急要望
この冬の大雪で県内では農業面などで大きな被害が出ていることを受け、県と市町村が国に対し財政支援を求めた。
オンラインで行われた要望活動には、吉村知事ら3人が出席。
農林水産省と総務省、それぞれの担当者に財政支援などの要望を伝え、意見を交わした。
今シーズンの大雪で、県内では今日までに、除雪中の事故などで4人が亡くなり、負傷者は102人に上る。
また除雪費用や機械の燃料代などの増大で、県や多くの市町村で予算が逼迫する状況となっている。
農業面では、果樹の枝折れやハウスや農業施設の破損などが各地で確認されているほか、農道の除雪が追いつかないことで園地などにたどり着けず、被害が拡大する懸念も持たれている。
こうした状況を受け、要望書には県や自治体が行う道路の除雪費への追加配分と、農道の除雪や融雪資材の購入などに対する支援などが盛り込まれた。
【吉村知事】「県も市町村も除排雪、例年以上に大変積み増しておりますので、そこについてもやはりオール山形でしっかりと要望して、特別交付税で対応していただきたい」
