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高齢者生活サポート「ちぇっとサポーター」養成講座
山形市で、高齢者の生活のサポートを行う人材を養成する講座が開かれた。
全国的に高齢化が進む中で、高齢者への生活支援などを行う山形市社会福祉協議会が、市内の一部地区を対象に始めようとしている取り組みが「ちぇっとサポーター」。
その名の通り、ちょっとしたすきま時間を使って、高齢者の買い物支援や家事の手伝いなど、ちょっとした困りごとを手助けする人材だ。
今日の養成講座では、参加者たちが高齢者が抱える「体の悩み」を疑似体験。まずは、肘や膝などの関節が硬くなる感覚を知るため、サポーターを着けて近くのスーパーまで歩いて移動する。
【参加者】「不自由ですね。私は力で何とかなるけど、力がないと大変だと思う」
スーパーに到着した参加者たちは、ゴーグルやイヤーマフと呼ばれる音を遮断する器具を身に着け、「見えにくい」「聞こえにくい」状態で店内を回る。
【参加者】「値札がどこにあるか分からないし、なんとなく形は分かるが中に何が入っているか分からない。濃霧の中にいるみたいなので、ぼんやり顔の形は分かるがどんな顔をしているのか全く分からない」