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「山形BW5号」を試食 県産そばの消費拡大へ

県産そばの消費拡大を目的としたプロジェクト会議が、山形市で開かれた。

飲食店関係者やJAの担当者らおよそ30人の前に並べられたのは、県のオリジナル品種「山形BW5号」だ。

香りや味わいが魅力の県産「でわかおり」と、多くの収量を見込める「常陸秋そば」を交配したもので、4年前に品種登録された。ほかのそばに比べ色が白い点も特徴の一つ。参加者たちはほかの品種のそばと比較しながら、色や香り、味わいを確かめていた。

【参加者】「風味、香り、食感、のどごしなどが冬ということもあり、大変美味しいそばに仕上がっている」

【望月雅人】「きれいな色!いただきます。ツルツルとしたのど越し、口の中でやわらかく広がるそばの香り、おいしい。そば王国での今後の活躍に期待です」

一方で、現在、「山形BW5号」が占める県内の作付面積はわずか2%ほどとなっていて、認知度不足が課題の一つとなっている。

【参加者】「供給が増えてもらえるともっと広く山形の皆さんに召し上がっていただけるのになと思った」

【参加者への質問】「そば王国を掲げる上で「山形BW5号」の存在は」「非常に大きな戦力になる。」