YTS NEWS

News

「値上げしないとやっていけない」観光イチゴ園 燃料費高騰で苦悩

寒河江市の観光イチゴ園も
多くの観光客で賑わっています。

一方、
雪が多い今シーズンは
燃料費の高騰が経営を圧迫しています。

真冬でもイチゴ狩りを楽しむことができる
寒河江市の「ストロベリーファーム」。

連休最終日の24日も
多くの観光客の姿が見られました。

【来場客】
「美味しいし楽しいです」
「味が(種類によって)違くて美味しいです」

しかし いま、イチゴ園にとって大きな負担となっているのが、燃料費の高騰です。

こちらでは、ハウス内の温度が8度以下にならないよう
暖房器具で温度管理をしています。

ここ数年は、この暖房器具に使う燃料費の高騰が、農家を悩ませています。

【ストロベリーファーム 武田幸太郎 園主】
「5から6年前と比べると
(価格が)倍くらいになっている」

また、今年は雪が多く、気温も低いことから使用する燃料自体も増えていて、
かかるコストは昨シーズンより3割ほど増えているということです。

【ストロベリーファーム 武田幸太郎 園主】】
「人件費もそうですし、資材から農薬・肥料から。値上げになっていないものは何もない。全部値上げ。
(イチゴ狩りの料金を)値上げしないとやっていけない。できるだけ安く美味しく食べてもらいたいんですけどね…」

園では、今シーズンから入園料を100円値上げしているほか、
今後は、インバウンド客のみ、さらなる値上げも検討していて、
理解を求めています。

【ストロベリーファーム 武田幸太郎 園主】
「春休みになるから、子ども連れが、
おじいちゃん・おばあちゃんが孫を連れていっぱい来てくれる。
楽しんでもらえればなあと思う」