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県の当初予算案 約6754億円

県は、新年度の当初予算案を議会に内示しました。

一般会計の総額は6754億円余りで、去年7月の大雨からの復旧や人口減少対策などに重きを置いています。

新年度の一般会計の総額は6754億1900万円で、今年度の当初予算を3.9%上回り、3年ぶりの増額となりました。

大雨被害からの復旧・復興をはじめ、人口減少対策の強化を目指した予算案となっています。

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主な事業は以下の通りです。

0歳から2歳児の保育料無償化に向けた段階的な負担軽減事業に9億8900万円を計上。

関係人口の増加を目指して、交通弱者の高齢者など誰もが旅行を楽しめる取り組み「アクセシブルツーリズム」事業を新たに推進。(約8300万円)

昨シーズン記録的な不作となったサクランボの高温対策として、遮光資材などの導入を支援。(約9800万円)

山形空港、庄内空港の機能強化と滑走路延長への検討に1億2600万円を盛り込み。

近年増加する野生鳥獣からの被害防止に向けて、イノシシの捕獲強化や山形大学と連携したクマの生息調査などを実施。(約5800万円)

予算案は、あさってから始まる県議会2月定例会に提出され、審議されます。