YTS NEWS

News

西川町の料亭で貴重なひな人形と御膳

一足早い「桃の節句」の話題です。西川町の料亭では、貴重な時代雛が展示されています。

【菅原智郁アナウンサー】「こちらは、東日本大震災からの復興への祈りを込めて作られた大きなひな人形。高さは台座から入れて1.8メートル。迫力がありますね」

西川町の料亭「玉貴」では、雪で観光客が減るこの時期にもたくさんの人に訪れてほしいと、貴重なひな人形を展示しています。

こちらは江戸時代中期に流行した「享保雛」。紅花染めの衣装は中に綿が入っていてふっくらとした印象です。

他にも、丸い顔が特徴の「次郎左衛門雛」など400体のひな人形がずらりと並び、見ごたえ十分です。

そして、桃の節句に合わせて提供しているのがひな膳料理。素材・味はもちろん、ひなまつりらしい華やかな器や彩りにもこだわっているそうです。

【菅原智郁アナウンサー】「山菜と月山和牛のグラタン、いただきます。牛肉がほろほろとしていて、山菜はシャキシャキ。鼻から春の山菜の香りがふわっと抜けてとてもおいしい」

【玉貴 阿部清美 若女将】「外は真冬だけど、当館に一歩足を踏み入れていただいたら、もう春が始まっているんだよ、春はもうすぐそこまで来ているんだよと、温かい気持ちになってほしい」

「玉貴」のひなまつりは、4月中旬まで行われています。