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山形美術館で「シルバー世代」の力作ずらり

山形美術館で、県内のシルバー世代の力作を集めた展示会が始まりました。

「県老人クラブ連合会」などが主催しているこの美術展は、高齢者の文化活動促進を目的に毎年開かれていて、ことしで33回を数えます。

会場には、日本画や洋画、彫刻など6部門135点の力作が展示されています。

作者の年齢は59歳から97歳で、平均年齢は76.9歳。毎年この展示会への出展を楽しみに創作活動に励む人も多いということです。

こちら、村山市にある農業用水用の溜池を描いた作品。作者の尾形ちづ子さんは、小さいころから絵を描くことや風景を楽しむことが好きで、今も県内を駆け回っているといいます。

【尾形ちづ子さん】「やりたいなと思うことがあると、頑張ろうという力が湧いてくる。筆が持てなくなるまで描きたいし、いいなと思う(風景)にめぐり合いたい」

この美術展は、2月16日まで山形市の山形美術館で開かれています。