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先行き見通せず 寒波の余波で野菜高騰か
先週までの最強寒波は、私たちの食卓にも影響を与えそうです。
キャベツや白菜など葉物野菜が高騰する中、今後の見通しについて取材しました。
【フードセンターたかき 交り江店 村上兵太郎店長】「今回の寒波もそうだが、今後の相場の高騰に大きく影響すると予想できるので、店としても頭が悩むところ。」
きのう農林水産省が発表した食品価格動向調査によりますと、キャベツの価格は平年のおよそ2.6倍、白菜も2.5倍ほどと高騰が続いています。
天童市にある「フードセンターたかき 交り江店」では、カット野菜を多く店頭に並べるなど、消費者が購入しやすいよう工夫しています。
訪れた買い客もより安い商品を探して手に取っていました。
【インタビュー】「安いところ探して(野菜を)買いにきてる。カットされると傷みがはやい。できるだけ1玉で買って、少しずつ使う。」「大変な分、もやし、今まであまり食べなかったんだけど、めったに。毎日みたいな感じ。」
こちらの店では先月、キャベツを1個600円で販売していましたが、その後は、担当者が直接市場に行って安い商品を仕入れていて、今月に入ってからは300円台で販売しています。
しかし、今回の寒波の影響で、先行きは見通せない状況だといいます。
【村上店長】「高値でずっと続いている。今回の寒波で作物などの発育の状態にも今後影響すると思いますし、様々なことで影響が出てくると思う。」
村上店長によると、春以降県産野菜が出回れば、価格は落ち着く見込みですが、それまで当面は高値が続くとみられます。
【村上店長】「仕入れ面から品ぞろえから、工夫をしている。今後も継続して(販売価格を抑える)努力をしていきます。」