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中学生と交流 福祉を学ぶ高校生が出前講座
福祉を学ぶ山辺町の高校生が、山形市の中学校で出前授業を行いました。
この授業は、山辺高校が県内の小中学生を対象に、障害者や福祉の仕事について理解を深めてもらおうとおよそ10年前から開いています。
きょうは、福祉科の2年生18人が山形市立山寺中学校の生徒に「山寺に来た障害のある人と接するときに役立ててほしい」などと伝えました。
このあと、中学生たちは障害のある人たちの立場になって車いす体験。
さらに、白杖を使い、視覚障害者への理解を深めました。
【インタビュー】「早くないか聞いたり、あと何段で終わるか正確に言うことを気を付けました」「(階段を)降りるときに目の前の階段が分からなくなったりして、怖かったです」「優しくてとてもわかりやすかった。」
【山辺高校生徒】「(障害のある方は)一人では生活するのが難しいところもあるので、勇気を出して声をかけてみてほしいと思います。」「どう伝えたら伝わるかなとか考えるのがすごく難しかった。周りをよく見られる人になってほしいと思います。」
福祉を学ぶ高校生から特別授業を受けた山寺中学校では、今後も福祉に関する知識を持った人材を育てたいとしています。