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白鷹町郵便局強盗事件 被告の男に懲役3年判決
去年、白鷹町の郵便局で現金100万円が奪われた強盗事件で、山形地裁は被告の男に懲役3年、保護観察のついた執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
判決によりますと、山形市上町の大工、杉沼武志被告(65)は去年9月、白鷹町中山の白鷹簡易郵便局に侵入し、女性局長を包丁で脅して現金100万円を奪いました。
生活費に困窮しており、この事件前にも金銭を盗もうとして他の住宅などに侵入していたということです。
きょうの判決公判で、佐々木公裁判官は「包丁を被害者に示し脅迫していて危険であり、被害金額も高額」と指摘。
一方で「奪った100万円や郵便局に侵入する際に壊した窓ガラスの損害額などを弁償していて、被害の事後的な回復に努めている」として、懲役3年、保護観察のついた執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。