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浸水被害 戸沢村蔵岡「集団移転」意向調査の結果は

去年7月の大雨で大きな浸水被害を受け、現在集団移転に向けて準備が進められている戸沢村蔵岡地区。

住民を対象にした意向調査の結果が公表されました。

集団移転に関する意向調査は、住民から要望や意見を聞き、新たなまちづくりに反映させたいと、戸沢村が1月15日を締め切りとして実施しました。

調査は記名式で行われ、蔵岡地区の69世帯が回答。

移転先をどこに求めるかの質問に対して、「村内」と回答したのは46世帯と6割以上を占め「村外」が16世帯でした。

一方で、住宅の解体費はどうなるのかや、集団移転のビジョンや具体的なスケジュールを示してほしいなど村に対する意見や要望も多く寄せられました。

【戸沢村 加藤文明村長】「スピードをもって対処しなければならないと思うし、地域の方々向けの説明会何回、何十回になるかわからないが想定している。しっかりと地域の方々と相談しながら進めていきたい」

この意向調査の結果に蔵岡地区の地区会長は。

【蔵岡地区 山崎昇地区会長】「家屋の移転補償費の算定がなされなければなかなかイメージ出来ないという人もいる。誰一人取り残されないような防災集団移転事業の完遂、その日まで村と連携しながら進めていきたい」

村は調査結果をもとに国や県と防災集団移転事業の計画を策定していく考えです。