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東北芸術工科大学「卒展」6日から

東北芸術工科大学で6日始まる卒業制作の展示会を前に、内覧会が開かれました。

学生たちの学びの集大成、力作ぞろいです。

【斉藤アナウンサー】「現代的なアート作品から私の身長をはるかに超える高さのオブジェなど。芸工大生の皆さんさすが想像力が爆発しています」

キャンパス全体が会場となり548人の学生たちの作品が並ぶ卒業制作展、通称「卒展」。

「憂鬱」をテーマに見る人の心をつかむ独特な展示に、昭和の「特撮」の世界観で現代への問題提起をするアート作品など、どれも個性的なものばかりです。

モノやアプリなどを手がけるプロダクトデザイン学科のこちらの作品は、サイクリングを楽しんでもらうためのアプリ。

道の傾斜やタイヤの回転数、ペダルへの圧力などで生成AIが気分を盛り上げるオリジナルソングを作るという作品です。

【斉藤アナウンサー】「軽快な音楽が気持ち良い。漕いでいると楽しい気分になるし曇り空でも気持ちは晴れやか」

そして自転車が「上り」に差し掛かると。

【斉藤アナウンサー】「上り坂になってギアを上げると、この音楽。気持ちが高ぶります。より脚にも力が入る。」

【東北芸術工科大学プロダクトデザイン学科4年 高野彩希さん】「ちょっとそこまでといった時に自転車での移動は良い。車だけでなく自転車を選択する幅も増えて色々な人が自転車に乗って楽しんでくれれば」

東北芸術工科大学の「卒展」は、あす6日から11日まで開催されます。