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高温に強いコメ「山形142号」奨励 県産米新品種

県は、高温に強いコメの新品種「山形142号」を奨励する考えを明らかにしました。

【吉村知事】「生産者から高温に強い水稲新品種の導入が強く求められてきました。それでこれまで検討を重ねてきました山形142号について、県の奨励する品種として採用することといたしました」

県産米の新品種「山形142号」は、県が夏場の高温に強いコメを目指し、2012年から「雪若丸」などを交配して開発しました。

「はえぬき」と比べ高温に強いほか、収量が1割ほど多く生産コストを抑えられるのが大きな特長です。

県では再来年のデビューを目指していて、来年度、栽培方針を生産者や農業団体などと検討していくとしています。

この県産米の新品種「山形142号」の名称は、2月5日から2月末まで、県内の小中学生を中心に募集し、3月中に決定。

4月に公表する予定です。