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むらやま米フォーラム 気候変動への対応方法を学ぶ
コメの品質を高めるため気候変動への対応方法を学ぶフォーラムが山形市で開かれました。
コメ作りにおける直近2年の高温対策を振り返る「むらやま米フォーラム」には、村山地域の農家やJA関係者などおよそ220人が参加。
講演会では気象の専門家である大久保さゆりさんが、近年の猛暑が水稲に与える影響などについて解説しました。
大久保さんは、おととしの一等米比率が夏の高温の影響で40%ほどに落ち込んだものの、去年は90%程度にまで改善していたことを報告。
そして高品質で安定した生産を続けるためにも、40年以上前の気象を確認できる「東北農業気象見える化システム」や気象庁が提供する「早期天候情報」などを活用することを呼び掛けました。
【大久保さゆり氏】「予測と過去の気象情報の活用で、直近のリスクを回避しながらこれからの気候変動に備えていただければということを話題提供させていただいた。」
参加者たちは気候変動に対応できるコメ作りへの理解を深めていました。
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