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村山産業高校 高校生が日本酒の仕込み体験
農業について学ぶ村山市の高校生が、日本酒の仕込みに挑戦しました。
県立村山産業高校では、生徒たちに醸造の過程を学んでもらいたいと、東根市の酒蔵「六歌仙」と連携して酒米作りや酒の仕込みなど日本酒づくり体験を実施しています。
今回は農業経営科の2年生が日本酒仕込みの最終工程に挑戦です。
【望月雅人アナウンサー】「蒸し米をカクハンさせる作業が始まりました。こちらで造る最高級のお酒ということもあって、生徒たちは少し緊張している様子です。」
担当したのは水と麹、そして900キロの蒸し米を3メートル以上ある棒を使ってかき混ぜる櫂入れ。
酒をスムーズに発酵させるために必要な力仕事です。
生徒たちは杜氏からかき混ぜ方などを教わりながらおよそ20分間、黙々と櫂入れの作業に取り組みました。
【インタビュー】「お酒造り、米造りに関わったけれど、仕込み体験をしてみてより一層お酒造りに興味がわいてきて面白いなと思った。」
高校生たちがきょう仕込んだ純米大吟醸、手間暇は、全国新酒鑑評会に出品される予定です。
【六歌仙 杜氏 須藤賢一さん】「一生懸命にやっているのがとても感じられて良い仕込みになった。やはり若い人たちに作業を手伝ってもらうと私たちも助かるし新しい力が入ってくれればより助かる。(品評会などで)良い成績が取れたら生徒たちの作業が上手くいったんだと思う。」
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