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廃校利用し今春開校 不登校支援学校に電子黒板寄贈

来年度上山市に設置される、不登校の子どもたちを対象とした学校に電子黒板が寄贈されました。

今年4月上山市に新たに開校予定の「上山きらり学園」。

【中野アナウンサー】「少し年季を感じるこの校舎。実はここ、かつて小学校として利用されていた場所で、春から再び学び舎として歩みはじめます。」

2022年に廃校となった上山市立西郷第一小学校の校舎を活用して誕生するのは、不登校の児童や生徒を支援する小中一貫校です。

文部科学省が認定する「学びの多様化学校」として県内で初めて設置され、それぞれの子どもたちに合った学びの場を提供します。

きょうは、4月の開校に向け山形市内を中心に健康サポート事業を展開する「株式会社モーシェ」の山口広樹社長から電子黒板2台が贈られました。

上山市では現在すべての公立の小中学校に電子黒板が設置されていることから、市内の他の学校と同等の環境で学習することができます。

【上山市山本幸靖市長】「電子黒板というのはフレキシブルに使うことができますから、お子様のペースにあわせて授業することができる。なかなか学校の中で自分の力を発揮できなかった子供たちがこの学校だったら自分はこういうふうにできるんだと気づいてもらって、自分の才能をのばしていけるような学校でありたい。」