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生産量日本一「啓翁桜」の品評会

山形県が生産量日本一を誇る「啓翁桜」の品評会が山形市で開かれました。

正月や卒業式など「おめでたい」席に華を添える啓翁桜。

JAによりますと県内の産地は年々拡大し、今シーズンは120万本の出荷を見込んでいます。

また品評会への出品も年々増えていて、今年は78点が並びました。

【斉藤アナウンサー】「啓翁桜の品評会では花や枝についての10の審査項目で審査する。中でも大きな割合を占めるのが花芽のつき具合。上から下までまんべんなく花芽がついていることが重要になってくる」

県や市場関係者など12人の審査員のまなざしは真剣そのもの。

およそ1時間に渡る審査の結果、最高賞の農林水産大臣賞には、JAやまがたの山口大さんの啓翁桜が選ばれました。

【農林水産大臣賞受賞 山口大さん】「3年ぶりに(最高賞を)獲れたので大変うれしい。最近暗いニュースが多いので桜がきれいに咲いているところを見て少しでも明るい気持ちになってもらいたい」

今回出品された啓翁桜は、蔵王温泉の旅館やホテルなどで、2月上旬まで展示されるということです。