YTS NEWS
News
東北電力ネットワーク 雪崩事故に備えた救出訓練
気温が上がり雪崩の危険性が高まるなか、雪に埋まった人を探し出し救出する訓練が米沢市のスキー場で開かれました。
訓練は冬期間、山あいで設備点検などを行う東北電力ネットワークが毎年開いています。
きょうは社員や関係会社の作業員ら20人が参加し、雪崩が起きやすい雪質や場所の見分け方を学びました。
また「プローブ」と呼ばれる長さ2メートルの金属の棒で雪の下に埋まった人を探す訓練を行いました。
県内では2000年に庄内町の発電所の点検に向かった東北電力の作業員が、雪崩に巻き込まれ3人が死亡する事故が起きています。
参加者たちはプローブを通じて手に伝わる感触の違いを確認していました。
【インタビュー】「柔らかいものにあたっているという感触が手を伝わってくる。固い雪とは違う」
【東北電力ネットワーク 斉藤宏之 配電工事課長】「重く締まった雪の上にこれからまた10センチから20センチと軽い雪が降る。表層雪崩の危険性が最も高い状況になる。気象状況をよく捕えて作業にあたっていきたい」
閲覧数ランキング