任期満了に伴う県知事選挙は、きのう（1月26日）投開票が行われ、現職の吉村美栄子さんが5回目の当選を果たしました。ドキュメントで振り返ります。

昨夜8時前、吉村さんの「開票を見守る会」の会場です。

これまで吉村県政を支えてきた立憲、国民、共産に加え、独自候補を擁立せず今回初めて吉村さんの支援に回った自民の県議など多くの支持者が集まりました。

そしてその時を見守ります。

「ただいま、吉村美栄子当選が確実になりました。」

開票結果は吉村美栄子さん31万8364票、金山屯さん1万7794票、吉村さんが金山さんに30万票以上の差をつけ5回目の当選を果たしました。

全国知事会によりますと女性知事の５選は初めて。さっそく5期目への抱負を語りました。

【吉村美栄子氏】「身が引き締まる思い。誰もが暮らしやすく県民のみなさん1人1人が輝いて生きていける安心安全な山形県をつくっていきたい。」

一方多選批判について問われた吉村さんは、政策を継続できるメリットを強調します。

【吉村美栄子氏】「多選批判という面とまた安定はいいものだという声もある。トンネルとか大きなプロジェクトについてはしっかりと継続して取り組んで前に進めることができる利点もあるという両方の声も聞いている。真摯に受け止めさせていただいてできる限りの活動をしていきたい。」

当選から一夜明け、吉村さんは山形市の選挙事務所で自身の当選を伝える新聞に目を通していました。

【吉村美栄子氏】「実感が沸いてきました。嬉しいのは嬉しいですけど、責任の重さというか、益々痛感しているところです」

そして午後には多くの職員らに出迎えられ登庁します。

【斉藤アナウンサー】「5期目となる吉村県政。この4年はどのような山形県を見せてくれるのでしょうか。」

吉村さんの5期目の任期は、2月14日から4年間。

当選証書はあさって29日に付与されます。