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元地域おこし協力隊が見つめた被災地
去年7月の記録的大雨からあすで半年です。
被害の大きかった酒田市の大沢地区で、復興に向けた活動を続ける男性の思いを取材しました。
去年7月、庄内と最上を中心に甚大な被害をもたらした記録的な大雨。
被害額はおよそ1111億円と、県内では過去最大となっています。(12月23日現在)
今なおその爪痕は残ったままで、早期の復旧・復興が求められています。
【阿部彩人さん】「河川や橋の復旧は全然まだこれからという状況なので、出来ることを自分たちでやっていこうという状況」
酒田市の元地域おこし協力隊で、大沢地区に暮らす阿部彩人さんです。
阿部さんは被災地の動画を撮影し、SNSを通して現状を伝え続けています。
この半年間、地域住民と交流する中で、気持ちの変化を感じていました。
【阿部彩人さん】「前を向いて一歩一歩進んでいくしかないというような声も少しずつ聞こえてくるようになった、(一方で)お金がかかったり現実的な問題に直面しているような人が多くなっている」
阿部さんは八幡地域の若者が集まった団体を設立し、農地でのボランティアや住民同士の交流会など、復興に向けた活動を続けています。
【阿部彩人さん】「心と心のつながりの強いとても温かい地域だと思うので、これからも大切にしていきながらもう一回立ち上がっていくために出来ることをやっていきたい」
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