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「確実にエンジン止めて」除雪機の安全な使い方

今シーズンも除雪機による事故が相次いでいます。

こうした中、除雪機の安全な使い方を学ぶ講習会が米沢市で開かれました。

講習会には、置賜地域の自治体職員や市民などおよそ30人が参加しました。

県によりますと、今シーズン、県内では除雪機による事故がすでに3件発生。

過去5年間では合わせて33件に上り、そのうち8割ほどが重傷または死亡事故だということです。

講習では、除雪機の設計にも携わるメーカーの担当者が、安全な使い方について実際に機械を動かしながら解説しました。

「除雪機は、このデッドマンクラッチをオンにすると走ったり刃が回転したりする。全てのメインのスイッチです。離すと止まります。なにか変だな。あぶないなと思ったらぱっと離してもらえれば止まります。」

参加者は安全装置をひもなどで縛って固定しないことや、詰まった雪を取り除く場合は確実にエンジンを止めて備え付けの「雪かき棒」を使うことなどを確認していました。

【山形県防災くらし安心部 渡邉寛明主査】「ことしは例年よりも降雪量が多く引き続きまだ降雪が予想されるところなので気を付けて除排雪作業に当たってほしい」