YTS NEWS
News
東根で生産者ら剪定検討会 サクランボ今季は豊作を
去年、記録的な不作となった県産サクランボ。
今シーズンの豊作を目指して、東根市では生産者を集めた講習会が開かれました。
初めに行われた豊作祈願には、東根市内のサクランボ生産者らおよそ70人が参加し、今シーズンの豊作を願いました。
その後は去年の立木審査会で最優秀となった武田海さんの園地に移動し、剪定の技術を学びました。
【高坂瑠奈アナウンサー】「武田さんが講師となり、実際に剪定作業が行われています。みなさん1つの木を囲み、真剣な表情で見つめています。」
【生産者 渡辺豊さん】「早期着色、後半まで鮮度が持つような木の状態にもっていくのは剪定でしかない。そういったところを学んで、頑張っていきたいと思う。」
去年は、双子果の発生や高温障害で記録的な不作となったサクランボ。
収量確保に向け生産者たちは気を引き締めていました。
【生産者 武田駿さん】「霜の心配はすごく。また何年か前の二の舞にならないよう対策は打つ。」
【東根市果樹研究連合会 岡崎広良会長】「気温が変動しているので、それに対応していくのも私たちの技術になっていくのかなと思う。果樹栽培している限り、お客様に良い物を届けたいと思うので、何年経とうが、私たちはおいしい物を目指して頑張っていきたいと思う。」