YTS NEWS

News

JR米坂線復旧に向け県と置賜地域の首長が意見交換

豪雨被害により一部区間で運休が続いているJR米坂線について、県は意見交換会を開き、関係自治体のトップらと復旧に向けて話し合いました。

会議には平山雅之副知事や置賜地域、3市5町の市長・町長が出席しました。

JR米坂線は2022年8月の豪雨により被災し、長井市の今泉駅と新潟県の坂町駅の間で依然として運休が続いています。

JR側はこれまでに復旧にはおよそ86億円の費用がかかることや仮に復旧した後も「単独での運営は難しい」という考えを示しています。

そのうえで線路など鉄道施設の管理を自治体が受け持つ「上下分離方式」を採用した場合、県内の運休区間の自治体負担額の合計は1年あたり最大でおよそ10億9000万円に上るとした試算額を示しています。

今日の会議で出席者からは「小さな自治体にとっては鉄道運営費の負担は重い」「国に支援を求めるべき」といった意見が出たということです。