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春の味覚がずらり 促成栽培の山菜、出荷シーズン前に

 促成栽培された山菜の本格的な出荷シーズンを前に、目ぞろえ会が山形市で開かれました。

 ほろ苦い味や香りが特徴の「タラノメ」や「フキノトウ」。独特のぬめりが魅力の「ウルイ」。ずらりと並ぶ春の味覚は、ハウスで育てられた山菜です。
 JA全農山形では本格的な出荷時期を前に、山菜の品質や出荷規格の統一をはかる目ぞろえ会を開いています。

 きょうは生産者や市場関係者らが山菜を手に取りながら、大きさや形状、色味などを見比べていました。去年7月の大雨や高温などの影響で、今年度の促成山菜は例年より小ぶりで、出荷量は昨年度より減る見込みです。
 ただ生産者のきめ細やかな栽培管理により、品質は保たれているということです。

【JA全農山形園芸部園芸販売課城戸口亮課長】
「生産者は雪国で春をつくっているので消費者にひと足早い春を楽しんでもらえるような出荷をしていきたい。」

促成山菜の出荷は来月から3月にかけピークを迎えます。