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価格高騰が続く野菜 キャベツが欠かせない飲食店は

 価格高騰が続く葉物野菜についてです。キャベツが欠かせない飲食店の受け止めを取材しました。

【三栄本社(とんかつとん八)阿部卓也常務取締役】
「キャベツも然りハクサイなどいろいろな食材の値段が上がっていて大変」

 山形県内に9店舗を展開するとんかつ店「とんかつとん八」。店の魅力のひとつが…
「失礼します。キャベツとごはんとみそ汁おかわりできますのでお申し付けくださいませ」

 とんかつのお供キャベツおかわり自由のサービス。創業当時からある好評のサービスで、県内9店舗で1カ月あたり6トンもの消費量があるといいます。

【三栄本社阿部卓也常務取締役】
「高いニュースが流れるとキャベツおかわりが増えたりとか野菜をたくさん食べたいお客さんが増えるのでキャベツの出る量も増えている感じがする」

 消費量が増える一方、農林水産省の調査では例年のおよそ3倍の価格になっているキャベツ。
 この店では、出荷量が少なく価格の変動しやすい冬の時期は、JAと契約しあらかじめ決められた価格で購入することで影響を受けないよう工夫しているそうです。

 それでも、コメや漬物に使用しているハクサイなど市場で仕入れている食材が軒並み高騰していることから先月値上げに踏み切りました。

【三栄本社 阿部卓也常務取締役】
「このあとは価格を買えないで頑張っていく。4月上旬から茨城や千葉でキャベツの出荷が始まるので春くらいにかけてどんどん下がっていくと思うので期待している」