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山形県議補選 新人同士の与野党一騎打ち

 ここからは1月26日に投開票が行われる山形県酒田市・飽海郡区の県議会議員補欠選挙についてお伝えします。
 今回の選挙戦は、自民と立憲の新人による与野党一騎打ちとなっています。立候補しているのは届け出順に立憲・新人の佐藤寿さん(47)と自民・新人の佐藤喜紀さん(49)の2人です。

【佐藤寿候補】
「この災害を復旧して復興していくこれはもう当然当たり前のことであります。ここをまずいの一番に実行して被災された皆さんの笑顔を取り戻す人口減少を食い止める、時間を遅くするもっと行けば底を打って回復させるところまでなんとか持っていきたい」
 立憲・新人の佐藤寿さんは、元酒田市職員で、市の職員労働組合の執行委員長も務めました。去年の衆議院選挙への出馬に伴い辞職した前の県議・石黒覚さんの後継候補として、選挙に初挑戦。持続可能な農林水産業の推進や労働環境の改善などで、安心して住み続けられる地域づくりを訴えています。

【佐藤寿候補】
「物価高騰というものが私たちの生活を苦しめているなぜここに手を打たないのか今の政権では何も解決しないという状況がございます。なんとかここを改善したい。そしてもっと生活者に寄り添ったそういう政治を行っていきたい」

 国民民主党県連や連合山形の推薦を受け、舟山康江・芳賀道也両参議院議員や非自民系の県議らが支援しています。

【舟山康江参院議員】
「この地方議会でもしっかりと一つ一つの選挙で私たちと同じ思いを共有する人を送り出し活発な議論の中でいい政治をつくっていくそしてこの地域から声を上げていく」

 立憲・国民・連合山形の「2党1団体」による組織的な活動を軸に、選挙戦を展開しています。
 
【佐藤寿候補】
「当事者という意識を大切にしたいと思っておりますので中山間地域に住んでいるからこそ分かることそれから労働者として活動してきたからこそ分かることその経験をメインにそこからの活動につなげていきたい」

【佐藤喜紀候補】
「内陸と庄内の格差まずはこれを一番に解決したい。そしてこの地域に暮らす人方が安心して暮らせるそういう庄内地域をつくりたいという思いで手を挙げさせていただきました。さまざまな課題を一つずつ解決しながらこの地域の活性化賑わいの創出に向け全力で取り組んでまいります」
 自民・新人の佐藤喜紀さんは2017年に酒田市議に初当選し、自民党酒田支部では幹事長を務めています。去年7月の大雨で自らも被害を受けたことで災害に強い県土づくり、そして社会基盤の整備による人口減少対策などを訴えています。

【佐藤喜紀候補】
「一番は社会基盤であるインフラ整備だと思います。しっかりと道路をつなげ関係人口、交流人口の拡大を図りながらこの地域の魅力をしっかりと発揮しながら人口減少対策を行うこれも実現に向けて取り組んでいきたい」
 選挙戦の序盤から加藤鮎子衆議院議員が応援に駆け付け、支持を訴えています。

【加藤鮎子衆院議員】
「県議会に進まれたらさらに大活躍されること間違いないと思っております地元の皆様方のお力で説得力で喜紀さんを県政へと送っていただきたい」

 自民・公明の県議や市議の支援を中心に分厚い組織力で選挙戦を展開し、自民党として酒田市・飽海郡区での3議席目の確保を目指します。

【佐藤喜紀候補】
「これまでの活動市議時代の活動も含めてその経験あるいはこの地域の課題をしっかりと把握してこれに取り組むこの施策を充実させたいというのを街頭、遊説こういったもので力強く訴えていきたい」