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山形市で「山めん寒ざらしそば」仕込み作業

きょう(1月20日)は二十四節気の一つ「大寒」です。

これに合わせ、山形市では「山めん寒ざらしそば」の仕込み作業が行われました。

【田中良樹記者】「午前8時現在の山形市の気温はマイナス2.9度。凍てつくような寒さですが、おいしいそばをつくるため皆さん冷たい水に浸かって作業を進めています。」

江戸時代、将軍家に献上されていたソバを再現した「山めん寒ざらしそば」。

きょうは山形麺類食堂協同組合のメンバー20人が山形市産の「でわかおり」およそ3トンを水温2度の冷たい沢に次々と浸していきました。

1週間ほど浸すことで雑味がなく甘みの強い味わいに仕上がるということです。

【山形麺類食堂協同組合 寺崎利彦理事長】「皆さん水の中に入って、おいしくなれという思いを込めて、入れておりますので、そのような形で皆さんに届くような願いを込めてやっております。」

水に浸したソバは1月28日に引き揚げ、寒風にさらし、4月上旬から山形市内の蕎麦店などで提供される予定です。