キャベツや白菜など葉物野菜の高騰が続いています。山形県内のスーパーの現状を取材しました。

【フードセンターたかき南原店 大津保敬店長】
「野菜の相場高は11月からずっと続いているがなかなか価格が下がらなくて店としても苦労している」

　1月15日に農林水産省が発表した「食品価格動向調査」によりますと、キャベツが平年の3倍以上、白菜が平年の2倍以上の価格となっています。
　山形市にある「フードセンターたかき南原店」でも特に先月から葉物野菜の値上がりが顕著だといいます。

【フードセンターたかき南原店大津保敬店長】
「(Q白菜の値段)だいたい4分の1サイズで去年だと128円くらいで売れていたものが今は200円から250円ということでほぼ倍。雨が降らない水不足、気温が高いということが影響しているのかなと思う」

　毎日の食卓に欠かせない葉物野菜。買い物客にとっても大きな打撃です。

「(キャベツを買ったとき)この間500円だった。(Q1玉？)1玉。1番上の葉っぱも残さずきれいに（使った）もったいなくて」
「鍋の季節だからどうしてもね。困るね本当高くて」
「（家計に）響くけれどキャベツは万能なので、家では必需品なので（買う）」

　そんな中、このスーパーでは企業努力で対応。きょうは野菜を大幅値引きする月に一度のセールを実施しました。
　キャベツが1玉200円ほどで販売され飛ぶように売れていました。

「きょう200円、半値。助かります」
【フードセンターたかき南原店 大津保敬店長】
「本当に努力して原価を割っている商品もあるけれど明日からは通常の価格に戻さざるを得なくなるので厳しい状況。先行きが不透明で少しでも早くお客さんに安く提供できる店になりたい」